JBCが地元浦和競馬にやって来る!!

本年(2018年)3月に以下のようなニュースが流れてきた。

 

- 第19回(2019年)JBC競走は初の浦和競馬場開催! (浦和競馬ニュース)

 

来年JBCが浦和競馬場にやって来る。本年はJRAの京都競馬場で行われ、それを引き継ぐ形で浦和で実施される。これは大きなことだな、と思った。

 

わたしは競馬ファンであることに間違いはないが、中でも浦和競馬場には思い入れがある。幼い頃には、母と共に内馬場でピクニックをしたり、しらさぎ賞を間近で観戦したりしたこともある。

 

高校の時、馬場先通りを自転車で通っていた。当時行きつけの床屋が正門前にあり、開催がある度独特の雰囲気を感じていた。今では床屋もなくなっているが、馴染み深い場所であることは確かであり、そんな所にJBCが開催されることは嬉しくないと言えばウソになるだろう。

 

 

JBCは「Japan Breeding farms’Cup(ジャパン・ブリーディング・ファームズカップ」の略称であり、アメリカのブリーディング・カップを参考に創設された。

 

ダートグレード競走を全国の地方競馬場で持ち回りするもので、レース形態などが何度か変更されているが、現在では、JBCクラシック、JBCスプリント、JBCレディスクラシックの三レースが定着している。

 

一日でJpnIのレースが3連続で行われ、非常にユニークなイベントでもあろう。本年はJRAの競馬場が使われるとはいえ、地方競馬のお祭りでもある。いずれ日本ダービーと並び称される程、競馬の祭典として人々に浸透するのでは、と感じている。

 



 

そんな大きなイベントが地元の浦和競馬場にやって来る。どんな風になるのか非常に楽しみだ。だが、思い入れがあり、馴染み深い場所であるからこそ、個人的に心配な点もある。

 

浦和競馬場の特徴に馬を間近で見られることがある。とりわけパドックでは、目と鼻の先のような距離でサラブレッドが歩き、雄大な馬体に十分迫力を感じられる。

 

 

しかしこれは競馬場自体が非常にコンパクトだからだ。大井競馬場と比べればかなり狭い感じがし、JRAの東京競馬場等では言わずもがなだろう。

 

そういうコンパクトな会場に大勢の競馬ファン等が集まれば、一体場内はどうなるのか? 無料送迎バスはJR南浦和駅東口からの発着である。南関重賞のない時でも、正門前には無料送迎バスが何台も止まり、手狭な感じは否めない。

 

現在は少し拡張されているが、JBCとなれば今のような感じではいかない。ひっきりなしにバスがやって来る可能性もある。また近くに駐車場もあるが、すぐにいっぱいになることが想定される。

 

記憶の中では、JBCに訪れる人々は1万人以上であろう。いや、もっとそれ以上かもしれない。浦和競馬場にそれだけの人が来れば、人口密度がかなり増し、馬券購入がスムーズに行えるのか?と思ってしまう。

 

個人的には是非内馬場を開放してもらいたい。浦和競馬の開催がない時は、近隣住民等に開放されている。少年野球チームなどが練習で使っている程だ。知る人ぞ知る、浦和コースを横断する川も目にすることができる。

 

 

地方競馬ファンの中には一度見てみたいと思う人もいるかもしれない。話題が広がり、浦和競馬の結構なPRにもなるかもしれない。南関競馬の中ではもっとも歴史ある競馬場である。面目躍如と言えば、語弊があるだろうか?

 

もっとも、わたしのような輩が心配する必要もなく、主催者の方では着々と計画を進めている。すでに2号スタンドの工事が行われ、来年には完成し、そうなれば数万人規模まで場内に収容できるとのことだ。

 

ただし揚げ足を取るわけではないが、競馬観戦は建物内よりも外の空気を味合いながらの方が、開放感を得られることも確かだ。サラブレッドの走る姿にダイナミックさを感じられるのも、屋外にいるからこそである。

 

やはり、個人的には特別に内馬場を開放してもらいたい。曰く付きの1600メートル・スタート地点も実際に目にすることができ、競馬ファンの中には感動する人も出てくるかもしれない。

 

 

もっともこう言いながらも、浦和競馬場でJBCを観戦するなら指定席と思っている。大井競馬場の東京大賞典等でつくづく、大きなレースでは指定席が一番と思った次第だ。

 

そう言えば、これもJBCを睨んでのことだろうか? 最近浦和競馬のフェイスブックに新キャラクターが登場している。開催毎に現れ、広告塔のような役割を担っている。その名は「和浦さき」。さすがに浦和っ子のわたしは、その名にすぐピンッと来てしまった。

 

 

また絵柄を見て、アニメ「浦和の調(うさぎ)ちゃん」を連想した。アニメ・ファンの一部では熱烈なファンもいるようで、浦和をテーマにした女子高校生アニメである。

- 浦和の調ちゃん 公式サイト
- 浦和の調ちゃん(ニコニコ)

 

わたしもレンタルDVDで試しに全話見てみたが、旧浦和市内の地域名がキャラクターに使われているので、ついクスッとしてしまう。もしかすると「和浦さき」は「浦和の調(うさぎ)ちゃん」を意識して作ったかなと思うが、それは詳しく問わないでおこう。

 

なにはともあれ、地元浦和競馬場にJBCがやって来る。どのような開催になるのか、今から考えただけでもワクワクしている。

 

参照

- 南関競馬の2つの地元

- 兎と馬と桜の日 調神社から浦和競馬場へ (HP「ちょいと戯れで」)

- 最古の競馬場の悲願 19年JBCは浦和開催  (日経新聞)