儲けるよりも楽しむためのレース?! 日本テレビ盃 船橋競馬 2018年

本年(2018年)10月3日(水)に船橋競馬場で日本テレビ盃が行われます。今回で第65回目を迎え、日本テレビで船橋競馬が放映されたことを記念して創設されたようです。

 

1998年からダートグレード競走となり、現在ではJpnIIに相当するレースとなっています。南関所属馬はもちろん他地区とJRA所属馬も出走でき、実力馬の集結するレースでもあるでしょう。

 

それを象徴するかのように、優勝馬にはJBCクラシックへの優先出走権が付与されます。本年は京都競馬場で実施されるため、知名度を上げることに貢献できるかもしれません。

 

日本テレビ盃の距離は1800メートルであり、フルゲート14頭のコースです。スタート地点が船橋競馬場正面の左奥からであり、第4コーナー奥でもあります。

 

一般的にはスタートから第1コーナーまで距離があるので、枠順による違いはないとのことです。しかしスローになりがちなコースでもあるため、逃げ馬と枠順との関係が重要になるとも見られています。

 

馬のシルエット

 

ならば日本テレビ盃ではどのような結果になっているのでしょうか? 以下で過去10年分を見てみましょう。

 

・2008年:ダ不良
1着:5枠8番、2着:3枠3番、3着:8枠14番

・2009年:ダ良
1着:7枠12番、2着:4枠5番、3着:6枠9番

・2010年:ダ稍重
1着:6枠10番、2着:5枠7番、3着:2枠2番

・2011年:ダ重
1着:8枠12番、2着:5枠6番、3着:5枠7番

・2012年:ダ重
1着:7枠9番、2着:3枠3番、3着:8枠11番

・2013年:ダ良
1着:8枠11番、2着:5枠6番、3着:4枠4番

・2014年:ダ良
1着:7枠8番、2着:8枠10番、3着:2枠2番

・2015年:ダ良
1着:6枠7番、2着:5枠6番、3着:3枠3番

・2016年:ダ重
1着:7枠10番、2着:4枠5番、3着:6枠9番

・2017年:ダ稍重
1着:8枠11番、2着:2枠2番、3着:8枠10番

- 第65回 日本テレビ盃(JpnII) (JBIS)

 

ざっと見たところ7枠と8枠が目立っているように思います。仮に6枠を「外枠」の一種と見れば、毎年外枠が絡んでいると言えます。6・7・8枠に入った馬は、要注意かもしれません。

 



 

次に船橋競馬公式サイトとオッズパークのデータ分析を元に、日本テレビ盃の傾向を見ていきましょう。まず過去10年の結果を元にした、船橋競馬公式サイトから解説していきます。

 

1)JRA特に栗東所属馬
2)脂の乗った古馬
3)単勝1番人気と3番人気

- データで見る「日本テレビ盃」 (船橋競馬公式サイト:ダートグレード競争特集)

 

1)については、JRA所属馬とりわけ関西馬が強いということです。過去10年の結果から見ても、栗東所属馬が7勝で美浦所属馬が2勝です。JRA勢全体で見ても、日本テレビ盃にはかなり強い傾向があるようです。

 

2)は5歳馬と6歳馬が強い傾向にあることです。過去10年で見ると、5歳馬と6歳馬が共に4勝しています。7歳馬と4歳馬が共に1勝ずつであり、脂の乗り切った古馬が優勢と言えでしょう。

なお、公式サイトでは「5歳馬が5勝、6歳馬が4勝」となっていますが、記述の間違いであると独自で判断し、上記のように述べています。

 

3)に関してはデータが出ています。単勝1番人気馬は勝率が6割、連対率が8割、3着内率になると過去10年全てのレースに絡んでいます。かなりの成績と言えるでしょう。

一方3番人気馬は3着内率が1番人気馬と同様です。2番人気馬でも3着内率が7割となっているため、人気馬が順当に馬券となる硬いレースの傾向であると見なせるかもしれません。

 



 

 

次にオッズパークの「過去のデータ」を見てみましょう。現時点(2018年9月26日)では昨年の予想情報になりますが、以下のように言うことができるでしょう。

 

秋のダートグレードに直結するレースであり、レベルの高い馬が集まります。直近2年では日本テレビ盃を勝った馬が、JBCクラシックや東京大賞典に勝利しています。

 

休養明けであっても帝王賞馬が強い傾向がありますが、直近2年を見れば上がり馬に注意した方が無難であるということです。なお地方馬では前走が帝王賞やサンタアニタトロフィーの馬が注目で、代表的なのがフリオーソとも述べています。

- 日本テレビ盃 過去のデータ (オッズパーク:2017年版)

 

以上、日本テレビ盃について基本的に過去10年分のデータを元に傾向を見てきました。個人的には、人気馬が実力を発揮できるレースであり、硬いレースであると思います。

 

儲けるよりもレースそのものを楽しみ、JBCや東京大賞典等の秋のグレードレースにつながる有力馬を見つけるレースでもあるかもしれません。

 

そうは言いながらも、馬券を買いたくなるのが競馬ファンでもあり、硬いレースで儲けることもまた馬券道の1つと言えば、おこがましいでしょうか?

 

通常であれば日曜日(2018年9月30日)に枠順が発表されます。なんだかんだ言っても、好メンバーが揃うレースでもあり、枠順発表が待ち遠しくなっています。