地元の実力馬が有力なのがブリリアントカップ?! 大井競馬 2018年

本年(2018年)4月17日(火)に大井競馬場で行われるブリリアントカップは、南関競馬の凖重賞クラスとして1997年に創設されました。元々1800メートルのレースで、一時1790メートルで実施され、2013年からは2000メートルのレースになっています。

 

本年から重賞へと格上げされ、SIIIに相当します。そのためでしょうか?過去20年分の蓄積がありながらも、本年のレースが第一回となっています。新設重賞扱いと見なしても過言ではないようです。

 

では、ブリリアントカップには、どのような傾向があるのでしょうか?

 

まずコース特性を見ていきましょう。本年のブリリアントカップも昨年と同様、大井競馬場の外回り2000メートルで行われ、フルゲートが16頭です。スタートが第四コーナー付近となり、第一コーナーまでの長さが約500メートルあります。

 

大井競馬場-4号スタンド

 

このため、一般的に枠順の差はないとされ、実力通りの結果が出ると言われています。ならば距離変更があったとはいえ、過去10年分のブリリアンカップの結果も見てみましょう。

 

・2008年:ダ不良-1800
1着:4枠4番、2着:1枠1番、3着:8枠9番

・2009年:ダ重-1800
1着:6枠7番、2着:2枠2番、3着:5枠5番

・2010年:ダ不良-1800
1着:3枠5番、2着:4枠7番、3着:8枠15番

・2011年:ダ重-1800
1着:3枠6番、2着:5枠10番、3着:4枠7番

・2012年:ダ良-1800
1着:3枠5番、2着:2枠2番、3着:5枠8番

・2013年:ダ良-2000
1着:3枠5番、2着:4枠8番、3着:5枠9番

・2014年:ダ稍重-2000
1着:4枠6番、2着:8枠15番、3着:7枠12番

・2015年:ダ稍重-2000
1着:3枠3番、2着:6枠8番、3着:1枠1番

・2016年:ダ重-2000
1着:3枠3番、2着:7枠9番、3着:1枠1番

・2017年:ダ稍重-2000
1着:7枠10番、2着:6枠9番、3着:4枠4番

- ブリリアントカップ 検索結果 (JBIS)

 

過去10年分とはいえ、距離で分けると5年分ずつに分かれます。データ数として適切ではないかもしれませんが、2000メートルへ変更になってから端枠が絡んできているとも言えます。

 

大井競馬場の外回り1800メートルは、スタート地点が2000メートルのコースからそのまま200メートル分ゴール版よりになったところです。この200メートルの差が、端枠にも勝機をもたらしてくれたのかもしれません。

 



 

では、次に大井競馬公式サイトが公開している分析レポートで、ブリリアントカップの傾向を見てみましょう。こちらも過去10年分のデータを元にし、重要ポイントが以下のようになります。

 

・上位人気馬が優勢
・大井所属馬が強い
・57キロ以上の負担重量
・前走に好走した馬と前走の距離
・先行力のある馬

 

まず、上位人気馬が優勢というのは、単勝1と2番人気の3着内率が65.0%もあるとのことです。前評判の高い馬が実力を発揮できるレースなのかもしれません。しかし3から8番人気も3着内率が26.7%あるため、注意が必要でしょう。

 

次に過去10年で見れば、3着以内に入った30頭のうち、21頭が大井所属馬ということです。地元であるから当然とも言えるのでしょうが、これも大事な点かもしれません。

 

3つ目に負担重量が重い方が優勢になるレースのようです。特に2000メートルに距離変更されて以降は、負担重量が57キロ以上の3着内率が29.7%になっています。過去1年の成績で負担重量が決まるようなので、これもまた実力の現れなのでしょうか?

 

4つ目に前走が6着以内の馬の3着内率が39.7%、前走の距離が1800から2400メートルの馬が30.8%に達しています。ほぼ同距離で良い走りをし、勢いのある馬が活躍するレースかもしれません。

 

最後に前走の最終コーナーを7番手以内で走った馬が、31.5%の3着内率となっています。必ずしも先行有利のコースとはいえず、外回りの直線が長い大井競馬場ですが、追い込み馬を信じすぎてもいけないということでしょう。

 

以上、大井競馬公式サイトで公開している分析レポートから重要ポイントを筆者なりに解説しました。もしかすると別な解釈ができるかもしれませんので、ご自分でもご確認いただけたらと思います。

- 第1回 ブリリアントカップ(SIII) (大井競馬公式サイト)

 

通常、南関競馬では水曜日に重賞レースが組まれています。しかし、ブリリアントカップは火曜日であり、翌日には東京スプリントもあります。もしかすると、ブリリアントカップの出走表が早めに公開されるかもしれません。この点については、注意が必要でしょう。