フジノウェーブ記念の傾向と勝率 大井競馬 2018年

本年(2018年)3月7日、大井競馬場でフジノウェーブ記念が行われます。元々スプリングカップというレースでしたが、2009年に東京スプリング盃というレース名に変わり、2014年に大井所属馬だったフジノウェーブの功績を讃え、現在の名称に変わりました。南関重賞のSIIIに相当し、外回りの1400メートル戦となっています。

 

過去の傾向は、分析レポートとして大井競馬の公式サイトでも掲載されています。端的に言えば、単勝1から2番人気の好走率が低く、負担重量が58キロ未満だと優勝馬がなく、長距離で使った馬が有利であり前走で人気の馬が堅実ということです。

 

大井競馬:分析レポート - 第9回フジノウェーブ記念

 

これは現在と回数が繋がっている2010年の第1回東京スプリング盃からの統計であり、前身のスプリングカップの結果は含められていません。しかし、まったく参考にならないかと言えば、そうではないでしょう。確かに単勝5番や6番人気等も絡んでいるので、伏兵が勝てる要素があるとも見なせます。

 

では、コース特性等で見た場合、何か傾向があるのでしょうか?

 

一般的には大井の外回り1400メートルは、2コーナー付近からのスタートであり、すぐにコーナーがあるので内枠が有利なようです。最初のコーナーまでのポジション争いが激しくなることが多く、ペースが速くなりがちなようです。そのため先行馬が余力を残せず、最後の直線も400メートル近くもあり、差しや追い込み馬にも十分チャンスがあるようです。

 



 

上記を踏まえ、南関競馬公式サイトのデータBOXから枠番成績の勝率を見てみます。集計期間は2016年10月1日から2017年9月30日と半年間のみですが、馬場状態に関係なく統計を見ると2枠および3枠が10.1パーセントであり、少し数字が良いようです。次に良馬場であると、1枠から3枠でそれぞれ10パーセントを超えています。

 

稍重であると内枠ばかりでなく8枠が12.5パーセントと高くなり、重だと6枠に13.1パーセントという数字が見え、不良であると7枠に13.5パーセントという高い確率が出ています。これだけ見ると大井の外回り1400メートルは、一般的には内枠有利でも馬場状態によって変わると言えるでしょう。

 

ならば、過去8年のフジノウェーブ記念はどうだったのでしょうか?

 

・2010年:5枠10番 重
・2011年:4枠8番 重
・2012年:2枠3番 不良
・2013年:3枠5番 良
・2014年:7枠13番 良
・2015年:6枠11番 重
・2016年:3枠6番 重
・2017年:8枠15番 稍重

 

単勝分しか見ていませんが、傾向として馬場状態が重の時は3枠から6枠の馬が目立っているように思います。また明らかに外枠は勝率としてはそれ程高くないと言えるでしょう。

 

ともあれ、当日の馬の状態等もレースに関係するかもしれません。パドックでの気配や馬体重等をチェックすることも大事な要素でもあるようです。すでに第9回フジノウェーブ記念の出走表が発表されています。人気が外枠の方にも出そうですが、果たして結果はどのようになるでしょうか?

 

第9回 フジノウェーブ記念 : 詳細出走表