端枠・人気馬・前走か?! ハイセイコー記念 大井競馬 2018年

本年(2018年)11月14日に大井競馬場にてハイセイコー記念が行われます。元々は1968年に星雲賞として創設されたレースですが、ハイセイコーの偉業を称えるため、2001年に現在の名称へ変更されました。

 

通算では第51回目を迎える伝統のレースと言え、南関重賞のSIIに格付けされています。当のハイセイコーも今でも破られていない優勝レコードで星雲賞を勝利し、中央へ移籍してから第一次競馬ブームを牽引しました。現在では、大井競馬場正門前に記念像が建立されています。

 

大井競馬を代表する名馬でもあり、馬名を冠した記念レースがあることは、当然でもあるでしょう。個人的にはいずれイナリワンも同じようになって欲しいですが、一体どうなりますか?(^o^)

 

先述したようにハイセイコー記念は今年で通算51回目を迎え、南関所属の2歳馬による1600メートルのレースです。上位2着馬には、12月に川崎競馬場で実施される全日本2歳優駿への優先出走権が付与され、これからを担う若駒たちの熱いレースが期待されます。

 

大井競馬場で行われる1600メートルは、内回りコースが使用されます。マイルグランプリやサンタアニタトロフィーと同様であり、一般的な傾向も同じようになっています。

 

4号スタンド付近がスタート地点で、第一コーナーまで距離があり枠順差はないとされています。ペースが落ち着きやすいので、先行逃げ馬が有利であり、最後の直線が短いこともポイントになるかもしれません。

 

特にマイルグランプリは荒れるレースとのイメージがあります。これは外回りよりも内回りの方が直線が短くなるため、前残りの結果が起こりやすいからでもあるでしょう。

 

大井競馬場

 

では、ハイセイコー記念では、一体どのような結果になっているのでしょうか? 過去10年分を見てみましょう。

 

・2008年:ダ良
1着:6枠11番、2着:8枠15番、3着:5枠9番

・2009年:ダ稍重
1着:5枠6番、2着:7枠11番、3着:6枠9番

・2010年:ダ良
1着:8枠15番、2着:1枠1番、3着:3枠5番

・2011年:ダ重
1着:4枠7番、2着:1枠1番、3着:6枠11番

・2012年:ダ重
1着:5枠7番、2着:4枠6番、3着:3枠4番

・2013年:ダ重
1着:7枠12番、2着:4枠7番、3着:5枠9番

・2014年:ダ良
1着:8枠13番、2着:7枠12番、3着:5枠7番

・2015年:ダ良
1着:3枠4番、2着:8枠13番、3着:7枠11番

・2016年:ダ重
1着:7枠13番、2着:1枠2番、3着:7枠14番

・2017年:ダ稍重
1着:7枠10番、2着:8枠13番、3着:2枠2番

- ハイセイコー記念 検索結果 (JBISより)

 

一見すると中枠が多いように感じますが、よくよく見ると2012年を除けば、1枠か7と8枠が絡んでいます。傾向としては、端枠が結果に出やすいのかもしれません。それだけペースが落ち着きやすいコースと言えば、的ハズレな指摘となるでしょうか?

 



 

次にTCKサイトの分析レポートを見てみます。こちらも過去10年分の結果を元にし、まずは重要点のまとめになります。

 

1)単勝3番人気以内
2)船橋所属馬に注目
3)枠でも傾向がある
4)前走の3つのポイント

 

1)はその通り単勝3番人気以内の馬が、信頼できるレースということです。過去10年の3着以内に入った30頭のうち、実に半数以上の19頭が単勝3番人気以内でした。

 

2)もその通り船橋所属馬が強いということです。元々船橋所属馬には実力馬が多いですが、過去10年での3着内率が50パーセントとなっています。次いで大井所属馬の16.5パーセント、浦和所属馬の10.0パーセント、川崎所属馬の8.3パーセントの順です。

 

3)は過去の結果でも触れていることに関係します。7ないし8枠の3着内率が45.0パーセントであり、1から6枠の11.8パーセントを大きく引き離しています。外枠に入った人気馬には、特に注意が必要かもしれません。

 

4)は前走の成績、人気、距離に関係します。

まず成績は前走で大敗した馬は、不振の傾向があるということです。3着内率で見ると、前走が3着以内であれば26.5パーセント、4着以下であると8.9パーセントとなっています。前走の好走をそのまま引き継ぐ傾向があるとも言えるでしょう。

次に前走で単勝1番人気であれば、ハイセイコー記念でも信頼性が高いことです。3着内率で見れば35.3パーセントあり、野球で言う3割バッターの確率であり、4番を任せられる感じでもあるでしょう。

最後に前走の距離が1600メートル以上の馬が、好走しているということです。過去6年に絞った傾向でもありますが、前走1600メートル以上であると3着内率が33.3パーセントになっています。少なくとも前走で同距離以上を走っていることが大切なのかもしれません。

- 第51回 ハイセイコー記念(SII) (TCK公式サイトより)

 

以上、分析レポートで述べられている重要ポイントを解説してみました。

 

大井競馬場-パドック-最終後

 

順当であれば、来週の日曜日(2018年11月11日)にハイセイコー記念の枠順が発表されるでしょう。2歳戦ということで馬柱も少なく、なかなか馬を決められないこともあるかもしれません。だからこそ、分析レポートにあるように前走がポイントになるのでしょう。

 

冒頭で少し触れていますが、ハイセイコーと言えば第一次競馬ブームを牽引し、応援ソングまで作られました。地方出身ということで、判官贔屓の国民性と言われる日本人には、肩入れしたくなる気持ちが強くなるのでしょう。後のオグリキャップにも当てはまることかもしれません。

 

ハイセイコーが中心となった第一次競馬ブームは、ギャンブルイメージの強かった競馬をレジャーとして見る目をもたせてくれたようです。完全なレジャー化はその後の第二次競馬ブームで形作られますが、ハイセイコーの功績は非常に大きなことであり、これからも歴史的な名馬として語られ続けることは確かかもしれません。

 

残念ながらハイセイコーの現役時代はハッキリした記憶はありませんが、子供であるハクタイセイやアウトランセイコーは今でも覚えています。生きていれば年も近いので(^o^)、わたしもどこかで親近感が湧いています。

 

ハイセイコー記念自体にも思い入れがあり、生まれて初めて三連単を取ったのが、このレースでした。今回も・・・、という欲もありますが、毎回思っていることでもあります。(^o^)

 

これも冒頭の方で触れましたが、ハイセイコー記念で上位2着に入れば、来月(2018年12月)の全日本2歳優駿への優先出走権が付与されます。JpnIに相当するレースであり、来年の3歳クラシック戦線の主役が決まるとも言えます。

 

ハイセイコー記念では、果たしてどの馬が勝ち、どのようなレースとなり、どんな将来性を感じさせてくれるでしょうか? あまりにも個人的な思いですが、帝王賞と共に他の重賞よりもワクワクドキドキするレースでもあります。

 

PS:

ハイセイコー記念の枠順が、本日(2018年11月11日)発表されました。

全13頭立てで、注目はシビックヴァーゴやラプラス あるいはグラビテーション等のトライアルや鎌倉記念組でしょう。

個人的に思い入れがあると言いましたが、当日は現地観戦予定です。楽しみ。この一言に尽きます。(^o^)

 

大井競馬場-パドック-最終後