京浜盃の注目は逃げ先行・北海道2歳優駿・全日本2歳優駿 大井競馬 2018年

本年(2018年)3月28日に大井競馬場で京浜盃が行われます。1978年に創設され今回で第41回目を迎えます。南関競馬の重賞としてSIIの格付けでもあり、上位3着馬までに羽田盃の優先出走権が与えられます。

 

羽田盃は中央競馬の皐月賞に相当し、京浜盃は差し詰め弥生賞と同様でしょう。中央競馬でもクラシック三冠戦が始まりますが、南関競馬においても同じようです。春競馬はクラシックの季節でもあり、楽しみにしている競馬ファンも多いのではないでしょうか?

 

しかし京浜盃は羽田盃の単なるトライアルレースではなく、東京ダービーとジャパンダートダービーに繋がる一線でもあり、南関クラシック戦線の流れを見る上でも、非常に重要なレースでもあります。

 

では京浜盃には、どのような傾向があるのでしょうか?その前に実施されるコースを見ていきます。

 

京浜盃で使用されるコースは、大井競馬場の外回り1700メートルです。1500メートルと同じスタート地点であり、ゴール板からおおよそ100メートル程離れた所にゲートが設置されます。

 

スタートすると間もなく第一コーナーがあるため、内枠に入った先行馬が有利と言われています。しかし、大井競馬場の外回りは最後の直線が386メートルあり、差しや追い込み馬であっても十分勝機があると見なせるでしょう。

 



 

次に京浜盃の傾向を見てみます。大井競馬の公式サイトでは過去10年分の分析レポートが公開されていますが、独自の視点から重要点をピックアップしてみました。

 

1.勝利馬は単勝3番人気以内
2.連対しているのは7や8枠が多い
3.北海道2歳優駿出走歴
4.全日本2歳優駿の5着以内

 

まず1.については、そのままでしょう。人気馬を狙った方が無難な傾向のようです。分析レポートでは50パーセントの確率で、単勝3番人気以内の馬が勝利しているとのことです。

 

次に2.については、上記で見たようにやや内枠有利なコースとはいえ、連対馬では外枠が多いようです。特に8枠は過去10年で2着内率が40パーセントに達しています。最後の直線が長いことから外枠に入った追い込み馬は、要注意かもしれません。

 

3.に関しても、そのままと言えるでしょう。元々ホッカイドウ競馬出身の馬が強いレースのようで、北海道2歳優駿に出走した馬の3着内率が50パーセントとのことです。追い込みで外枠に入れば馬券から外すことはできないかもしれません。

 

4.についても、言葉通りでしょう。3着内率であれば64.7パーセントの数字が出ているようで、出走表が出たら北海道2歳優駿と同様、柱に注目でしょう。

 

以上のほかにも掲載されていることがありますので、下記をご参照いただければ幸いです。

- 分析レポート 第41回京浜盃 (大井競馬公式サイト)

 

大井競馬-輪乗り

 

最後に京浜盃の過去10年の結果を見てみましょう。

 

・2008年:ダ稍重
1着:8枠12番、2着:6枠8番、3着:5枠7番

・2009年:ダ重
1着:5枠10番、2着:2枠4番、3着:6枠12番

・2010年:ダ重
1着:2枠4番、2着:5枠9番、3着:1枠1番

・2011年:ダ良
1着:3枠6番、2着:2枠4番、3着:6枠12番

・2012年:ダ稍重
1着:2枠4番、2着:7枠14番、3着:3枠5番

・2013年:ダ良
1着:4枠7番、2着:2枠4番、3着:8枠16番

・2014年:ダ良
1着:8枠14番、2着:8枠13番、3着:5枠7番

・2015年:ダ稍重
1着:7枠13番、2着:8枠15番、3着:2枠3番

・2016年:ダ重
1着:8枠14番、2着:8枠13番、3着:5枠8番

・2017年:ダ稍重
1着:7枠12番、2着:8枠14番、3着:1枠1番

 

先で大井の1700メートルは内枠の先行馬が有利と言われているとお話しましたが、ここ数年の京浜盃は外枠の馬が勝利しています。全体で見ても、外枠が不利であるとは必ずしも言えず、あくまで一般的に内枠の先行馬が有利と認識しておくことが無難かもしれません。

 

また、勝利馬で見ると大井の分析レポートにあったように、北海道2歳優駿と全日本2歳優駿を経験した馬が強いようです。

 

・2008年
ディラクエ:北海道2歳優駿1着、全日本2歳優駿2着

・2009年
ナイキハイグレード:全日本2歳優駿3着

・2013年
ジェネラルグラント:北海道2歳優駿5着、全日本2歳優駿2着

・2014年
ハッピースプリント:北海道2歳優駿1着、全日本2歳優駿1着

・2016年
タービランス:北海道2歳優駿10着

・2017年
ヒガシウィルウィン:北海道2歳優駿2着、全日本2歳優駿4着

 

さらに、過去10年の勝利馬のうち、逃げ先行の脚質が10頭のうち7頭となっています。内枠の先行馬が有利という一般的な見方も大事ですが、北海道2歳優駿と全日本2歳優駿に出走した逃げ先行馬は、要注意かもしれません。

- 京浜盃 検索結果 (netkeiba.com)

 

出走表はおそらく3/25(日)に発表されるでしょう。しかし、登録馬の詳細は南関公式サイトで見ることができます。着順に関係なく北海道2歳優駿と全日本2歳優駿に焦点を当てれば、サザンヴィグラス、トーセンブル、ドンビー、ハセノパイロ、ミスターバッハ、ヤマノファイト、リコーワルサーの7頭が出走しています。

 

登録段階であるため、大井1700メートルのフルゲート16頭より登録数は多くなっています。上記の7頭が全て出走するとは限らないでしょうが、ここで見た限りこの7頭のうちから出て来た馬は、要チェックと言えるかもしれません。もちろん、当日のパドック等で馬の状態等を観察し、目を決めることも重要なことでしょう。

 
 

PS
3/25(日)、第41回京浜盃の出走表が発表されました。

京浜盃-出走表

 

絞るなら4枠4番のヤマノファイトと8枠12番のハセノパイロになるでしょう。

- 第41回京浜盃 詳細出走表 (南関公式サイト)