5枠と実力馬が好走?! 金盃 大井競馬 2019年

本年(2019年)2月6日(水)に大井競馬場で、金盃が施行されます。創設年が1956年であり、今年で第63回目を迎えます。伝統ある一戦と言っても過言ではないでしょう。

 

南関東競馬のSIIに相当する重賞で、南関東所属馬しか出走できません。上位2着馬には、船橋競馬場で実施されるダイオライト記念への優先出走権が与えられます。

 

地方競馬の中でも大変珍しく、2600メートルの長丁場となっています。非常に見応えのあるレースでもあり、いつもより少し長めにサラブレッドの勇姿を眺められるとも言えるでしょう。

 

大井競馬の2600メートルコースは外回りで、スタート地点は1000メートルと同じ向正面ほぼ中央です。第一コーナーまでが比較短いので、内枠がやや有利との見方もありますが、長距離コースでもあります。

 

しかも大井競馬場外回りの最後の直線は、約400メートルあるため、先行逃げ馬が有利とばかりも言えないでしょう。折り合いや仕掛け所にも見応えがあり、馬券を買わなくてもレースを堪能できるかもしれません。

 

大井競馬場-2019-02

 

では、金盃における実際の結果は、どのようになっているのでしょうか? 過去10年分の競走成績を見てましょう。

 

・2009年:ダ良
1着:7枠13番、2着:3枠5番、3着:7枠14番

・2010年:ダ不良
1着:8枠10番、2着:3枠3番、3着:5枠5番

・2011年:ダ不良
1着:2枠3番、2着:6枠11番、3着:5枠9番

・2012年:ダ稍重
1着:6枠11番、2着:8枠15番、3着:7枠14番

・2013年:ダ重
1着:5枠10番、2着:7枠13番、3着:8枠16番

・2014年:ダ良
1着:1枠1番、2着:7枠10番、3着:8枠11番

・2015年:ダ良
1着:2枠3番、2着:1枠1番、3着:1枠2番

・2016年:ダ良
1着:2枠3番、2着:1枠2番、3着:6枠12番

・2017年:ダ良
1着:6枠9番、2着:5枠7番、3着:1枠1番

・2018年:ダ良
1着:6枠12番、2着:5枠9番、3着:5枠10番

- 金盃 検索結果 (JBIS)

 

ざっと見た所、2009年から2014年までは5枠と7枠が目立っていますが、2015年から1枠も絡んでいるようです。2015年に2000メートルから2600メートルに距離が変わったことが影響しているのかもしれません。

 

しかし一貫しているのは、5枠の絡みが多いことでしょう。5枠の近辺に有力馬が入れば、きちんとチェックしておくことが重要かもしれません。

 



 

次にTCK公式サイトの分析レポートを見てみましょう。まずは重要ポイントをピックアップしてみます。

 

1)単勝人気と船橋
2)前走もチェック
3)2つの重賞組

- 第63回 金盃(SII)

 

1)の単勝人気については、意外な?とも言える事実でしょう。過去10年で3着内に入った17頭が単勝4番人気以下となっています。前評判通りに行かない長距離路線ともいえ、穴党にとっては楽しみなレースになるかもしれません。

また南関所属馬の中で船橋所属馬が好成績を上げているようです。3着内率で見ると31.7パーセントの数字であり、個人的に「実力の船橋」と思っていますが、そのような結果と言えるかもしれません。ちなみに大井が17.9、川崎が12.5、浦和が6.7パーセントです。

 

2)は3つの重要ポイントがあります。

まず1つ目が前走好走馬の成績が良いようです。前走4着以内の3着内率が35.0パーセントであり、前走の勢いをそのまま反映させている馬が多いのかもしれません。

2つ目に前走の人気馬が好成績を収めているようです。前走が単勝6番人気以内であった馬の3着内率が28.9パーセントと3割近い数字になっています。前走の評判も金盃には大事な要素になるのでしょう。

最後に前走で前目の競馬をしていた馬の成績が不振であるようです。特に距離が変更された2015年以降で見ると、前走5番手内の3着内率が10パーセントしかありません。過去4年のみの結果ですが、数字で出ているため、チェックしておくことも大事でしょう。

 

3)は報知オールスターカップと東京大賞典組のことです。報知オールスターカップ組の3着内率が45.5パーセント、東京大賞典組が38.5パーセントあります。距離が長いため実力馬が好走すると言えるのでしょうか?

 

大井競馬場-2019-02

 

通常であれば、本年2月3日(日)に枠順が発表されるでしょう。現時点(2019/1/28)では登録馬もまだ分からない段階ですが、2600メートルは地方競馬の中では非常に長い距離になります。

 

冒頭の方でも申し上げましたが、レースも堪能できそうであり、大井競馬場の直線はかなり長い距離になり、見応えも十分であると言えます。果たしてどんな馬が勝ち、どんな馬が紐に絡んでくるのか? 個人的に非常にワクワクする、大井の長距離レースでもあります。

 

なお、個人的に南関競馬のキャッチフレーズを勝手に考えたことがあります。面白とは言えませんが、最後に掲載しておきます。喜んでいただけましたら、幸いです。

 

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実力の船橋、ユニークな川崎、
スモール・ビッグな浦和、That’s Tokyo 大井。
平日の、あなたのお伴に、南関競馬。

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