中から内枠と人気馬 マイルグランプリ 大井競馬 2018年

本年ハロウィンの日(2018年10月31日)、大井競馬場にてマイルグランプリが行われます。今回で25度目の実施であり、比較的新しいレースであると言えるでしょう。

 

しばらくの間、勝利馬にはかしわ記念(JpnI)への優先出走権が与えられていましたが、2017年に番組が変わり、今では優先出生権の付与もなくなりました。

 

出走できるのは南関所属馬のみですが、過去には南関を代表する競走馬が誕生し、年末の重賞戦線を占うようなレースにもなっています。もっとも代表する馬であれば、フジノウェーブになるでしょう。

 

では、マイルグランプリが行われるコースには、どのような特性があるのでしょうか?

 

大井競馬場の1600メートルコースは、内回りが使用されます。外回りよりも最後の直線が約100メートル短くなっています。またスタートから最初のコーナーまでの距離が比較的長いため、枠順の差はないとされています。

 

しかし同じ内回りの1500メートルコースよりもペースが落ち着きやすくなり、先で見たように最後の直線も外回りよりも短いため、先行逃げ馬が有利であるとの見方もあります。

 

大井競馬場-1600-4コーナー

 

ならば、マイルグランプリではどのようになっているのでしょうか? 過去10年分の結果を見てみましょう。

 

・2008年:ダ重
1着:8枠13番、2着:4枠6番、3着:7枠11番

・2009年:ダ重
1着:4枠7番、2着:1枠1番、3着:5枠10番

・2010年:ダ重
1着:3枠5番、2着:4枠7番、3着:3枠6番

・2011年:ダ良
1着:4枠7番、2着:1枠1番、3着:7枠13番

・2012年:ダ稍重
1着:6枠11番、2着:4枠8番、3着:5枠10番

・2013年:ダ重
1着:6枠12番、2着:7枠14番、3着:1枠1番

・2014年:ダ不良
1着:6枠11番、2着:2枠4番、3着:1枠1番

・2015年:ダ重
1着:4枠6番、2着:5枠8番、3着:2枠2番

・2016年:ダ良
1着:4枠8番、2着:2枠3番、3着:1枠1番

・2017年:ダ良
1着:3枠6番、2着:2枠4番、3着:4枠7番

- マイルグランプリ 検索結果 (JBISより)

 

さっと見たところ、4枠が目立っています。過去10年の結果で実に8回も3着以内に入線しています。その他であれば1枠と2枠、そして6枠が目立つでしょう。ペースが落ち着きやすいことから比較的中から内枠が有利になるのかもしれません。

なおマイルグランプリは、番組編成上2011年に3月と11月に行われる予定でした。しかし東日本大震災の影響により、3月は中止となっています。

 



 

次にTCKサイトの分析レポートを見てみましょう。こちらも過去10年分の傾向であり、重要ポイントを以下のようにまとめてみました。

 

1)単勝上位人気馬
2)内枠と馬齢
3)前走の確認
4)馬格もチェック

- 第25回 マイルグランプリ(SII) (TCKサイト-分析レポートより)

 

1)は単勝1から5番人気の馬が好成績を上げていることです。3着内率で見ると、46.0パーセントもあり、前評判の高い馬が順当に馬券になっていることでしょう。

 

2)は内枠がやや有利で馬齢では決められない傾向があることです。3着内率で見ると、1から8番の馬が26.9パーセントの数字を出しています。

また馬齢に関しては、3から10歳の範囲で3着以内の馬が出ているようです。ただし、過去5年に限っては、8歳以上では3着以内に入線していません。これは頭に入れておいても損はないでしょう。

 

3)は2つの重要ポイントがあります。1つ目が前走6着以内の馬の成績が好調ということです。過去10年の勝ち馬が全て前走6着以内であり、過去5年の3着内率は23.2パーセントになっています。

2つ目が前走マイル戦であった馬が好成績であることです。過去10年の3着以内の馬を見ると、半分以上の16頭が前走マイル戦を走っていました。過去4年で見ると、3着内率が27.8パーセントです。

これら2点のことから、前走マイル戦で6着以内に入っている馬は、要注意ということになるかもしれません。

 

大井競馬場-正門

 

4)は馬体重のチェックになるでしょう。過去10年の勝利馬のうち9頭が490キロ以上の馬体重でした。過去4年の3着内率で見ると、490キロ以上の馬は27.5パーセントです。ある程度の馬格がないと、好成績を残せないレースであるのかもしれません。

 

以上、TCKサイトの分析レポートから見た、マイルグランプリの傾向になります。

 

順当であれば、来週の日曜日(2018年10月28日)には枠順が発表されます。現時点(2018年10月22日)では、南関公式サイトに登録馬が公開されていません。

 

先述しているようにマイルグランプリは、年末の重賞戦線を占うレースでもあります。馬券ばかりでなく、どんな内容になるのか興味深く思っているのは、わたしばかりではないでしょう。一体、どのような結果になるのでしょうか?