中枠や古馬そして大井の帝王 サンタアニタトロフィー 大井競馬 2018年

本年(2018年)8月1日(水)に大井競馬場で、サンタアニタトロフィーが行われます。南関重賞の一つであり、本年からSIIIに相当するレースになりました。

 

アメリカのサンタアニタ競馬場と大井競馬場が友好関係を結んだことを記念し、創設されたレースで、今回で第39回目となります。南関所属馬しか出走できませんが、優勝馬にはテレ玉杯オーバルスプリントと日本テレビ盃の優先出走権が与えられます。

 

コースは大井競馬場内回り1600メートルが使用され、マイルグランプリやハイセイコー記念等と同様なコースとなっています。一体どのような特徴などがあるのでしょうか?

 

まずスタート地点は、4号スタンド正面付近であり、第一コーナーまで距離があることから枠順の差があまりないとされています。しかし1500メートルコースと比べるとペースが落ち着く傾向があるとのことで、先行馬がやや有利ではと見られています。

 

2018-大井競馬場-1600内

 

しかも内回りの場合、外回りと比べると、直線がやや短くなっています。この点も先行馬の方にメリットがあると考えられているのでしょう。ならば、過去10年分のサンタアニタトロフィーでは、どのような結果が出ているのでしょうか?

 

・2008年:ダ良
1着:8枠11番、2着:7枠8番、3着:4枠4番

・2009年:ダ不良
1着:6枠12番、2着:4枠7番、3着:7枠13番

・2010年:ダ良
1着:6枠12番、2着:2枠3番、3着:8枠15番

・2011年:ダ良
1着:4枠7番、2着:6枠11番、3着:4枠8番

・2012年:ダ良
1着:8枠15番、2着:6枠11番、3着:2枠3番

・2013年:ダ重
1着:1枠1番、2着:8枠16番、3着:4枠8番

・2014年:ダ良
1着:1枠2番、2着:5枠10番、3着:6枠12番

・2015年:ダ良
1着:2枠4番、2着:3枠6番、3着:4枠8番

・2016年:ダ重
1着:3枠4番、2着:7枠13番、3着:3枠5番

・2017年:ダ良
1着:1枠1番、2着:2枠3番、3着:5枠9番

- サンタアニタトロフィー 検索結果 (JBIS)

 

やや中枠(3から6枠)が有利なように見受けられます。やはりペースが落ち着きやすいことから内や外枠にいるよりも、中心でデンと構えていた方が、レースを進めやすいのかもしれません。

 



 

次にTCK公式サイトの分析レポートで、過去10年分のサンタアニタトロフィーの傾向を見てみましょう。簡単にまとめると以下のようになります。

 

1)人気馬が好成績
2)実績馬と負担重量
3)年齢と前走との関係
4)枠順と近年の傾向
5)大井の帝王を忘れない

 

1)については単勝人気馬が順当に勝利しているようです。単勝1から2番人気の3着内率が60%あり、7番人気以下の馬が勝ったことはなく、11番人気以下では3着内に入線した例がないとのことです。伏兵が絡む時もありますが、人気馬を追い掛けている方が無難なレースなのかもしれません。

 

2)は負担重量が56.2キロ以上の馬の実績になります。過去10年で3着に入った30頭のうち、23頭が56.2キロの負担重量だったようです。実績に応じて負担重量が決まるため、負担重量が大きい馬ほどそれだけ力があるとのことでしょう。

 

3)に関しては、過去5年についての結果です。4歳以下の馬では3着内率が0%であり、8歳以上では11.1%になっています。古馬の中でも脂が乗り切っていると言える馬を狙うのがベストかもしれません。また前走1着だった馬の3着内率は37.5%あります。9着以下では2.8%であり、前走がそこそこの着順であるのが望ましいと言えるでしょう。

 

2018-大井競馬場-パドック

 

4)においては、先で見た結果とは異なるように見えるかもしれません。しかし中枠が多いのはあくまで過去10年全体で見たものと言えるでしょう。過去5年では1から3枠を内枠として見ると、28.6%の3着内率があります。近年では内枠有利、外枠有利の傾向が見て取れるかもしれません。

 

最後に5)は、的場文男の相性の良さについてです。過去10年の3着内率が75.0%あり、昨年と一昨年と2連覇中でもあるので、大いに注目すべきでしょう。

 

しかも地方競馬通算勝利数の更新まで、あと4勝(2018年7月27日現在)と迫り、開催初日から勝ち星を積んでいけば、サンタアニタトロフィーで更新ということもあり得ます。チェックしておいても損はないでしょう。

- 第39回 サンタアニタトロフィー(SIII) (分析レポート:TCK公式サイト)

 

以上、サンタアニタトロフィーのコース特徴とTCK公式サイトを元にしたレースの傾向を見てきました。通常なら日曜日(2018年7月29日)に枠順が発表されるでしょう。

 

今回はどんなレースになるのか? 決して忘れられないレースになることを期待しています。