キーワードは中枠・人気馬・武豊?! 帝王賞 大井競馬 2018年

本年(2018年)6月27日(水)、上半期の総決算と言える帝王賞が、大井競馬場で行われます。ダートグレード競走のJpnIに相当し、年末の東京大賞典と並び、ダートの実力馬が集結するレースでもあるでしょう。

 

ダートグレード競走であるので、南関競馬所属馬ばかりでなく、JRAあるいは地方他地区所属馬も出走できます。創設は1978年であり、東京大賞典等に比べれば、歴史の浅いレースになるでしょう。

 

しかし1986年に中央競馬招待競走となり、同年にはJRAのオールカマーが地方競馬招待競走として施行されるようになりました。個人的な記憶の中では、現在の交流レースに値するものが、大井の帝王賞とJRAのオールカマー程度しかなかったので、少々思い入れのあるレースでもあります。(^o^)

 

では、帝王賞が実施されるコースには、どのような特徴があるのでしょうか?まず大井競馬場外回り2000メートルのコースが使われ、東京大賞典やジャパンダートダービーあるいは東京ダービー等と同じコースになっています。

 

フルゲートは16頭であり、第四コーナー付近がスタート地点になります。第一コーナーまでの距離が長く、一般的には枠順による有利不利の差があまりないとも言われているようです。

 

外回りのため、最後の直線が400メートル近くあり、追い込み馬であっても十分勝機があり、力通りの決着になるケースが多くあるようです。

 

2018-帝王賞-大井競馬場

 

ならば、帝王賞の過去10年の結果を見てみましょう。

 

・2008年:ダ稍重
1着:1枠1番、2着:4枠6番、3着:8枠14番

・2009年:ダ不良
1着:4枠4番、2着:3枠3番、3着:4枠5番

・2010年:ダ稍重
1着:3枠4番、2着:8枠14番、3着:3枠5番

・2011年:ダ良
1着:6枠6番、2着:8枠11番、3着:1枠1番

・2012年:ダ良
1着:5枠7番、2着:8枠13番、3着:6枠8番

・2013年:ダ不良
1着:6枠8番、2着:8枠11番、3着:3枠3番

・2014年:ダ不良
1着:8枠10番、2着:6枠7番、3着:4枠4番

・2015年:ダ良
1着:1枠1番、2着:5枠5番、3着:7枠9番

・2016年:ダ不良
1着:3枠3番、2着:2枠2番、3着:6枠7番

・2017年:ダ重
1着:2枠3番、2着:5枠10番、3着:1枠2番

- 帝王賞 検索結果 (JBIS)

 

いかがでしょうか?ざっと見たところ、4から6枠までの中枠の馬が3着以内に絡んでいると言えます。3枠まで入れれば、実に毎年中枠の馬が3着以内に絡んでいることになります。

 

これは枠順の有利不利のないコースであるため、中枠にいる方がペースなどに乗りやすいことなのでしょう。有力馬が中枠に入った場合は、しっかりチェックしておくべきかもしれません。

 



 

次に帝王賞の過去10年の傾向を見てみましょう。大井競馬公式サイトの分析レポートを参照し、以下のようにまとめることができます。

 

1)人気馬が中心でJRA勢が強い
2)4歳馬に注目と大敗後の馬
3)前走がG1やJpn1のレース
4)東京大賞典とかしわ記念
5)武豊の成績もチェック

- 第41回 帝王賞(Jpn1) (分析レポート:大井競馬公式サイト)

 

1)については、単勝1番人気の3着内率が90.0%、2番から5番人気が47.5%の数字が出ています。また南関勢も頑張っているようなレースでありながら、近年はJRA勢の3着内率が42.9%であり、単勝1番人気のJRA所属馬が入れば、要注意ということでしょう。

 

2)に関しては、4歳馬の3着内率が38.9%で過去5年に絞れば55.6%であり、古馬なりたてが有力でもあるのでしょう。また前走で大敗した馬は活躍できず、数字で見れば、前走7着以下あるいは競走中止であると、全て3着以内に入っていません。

 

3)は日本ばかりでなく、外国のレースも含めてのことです。すなわち、前走がG1やJpn1であった馬の3着内率が64.5%、過去5年でも64.7%であり、実力馬が順当に力を発揮できるのかもしれません。

 

4)においては、前年の東京大賞典で8着以内の馬の3着内率が51.5%、同年のかしわ記念で5着以内だった馬が68.2%であり、こちらもまた力のある馬がその通り活躍できるレースを証明しているのでしょう。

 

2018-帝王賞-大井競馬場-02

 

最後の5)については、過去10年の帝王賞で武豊は7回騎乗し、全て3着以内であるようです。通算でも5勝を上げている騎手であり、要チェックであることは言うまでもないかもしれません。

 

こうなると、個人的にJRAの天皇賞を思い浮かべます。武豊の相性の良いレースとして有名であり、公式サイトではないですが、以下のところでは、天皇賞(春)の個人成績が2016年度まで数字として出ています。

 

【武豊】天皇賞・春 年度別全成績

 

ご覧になればお分かりになると思いますが、勝率が29.2%、連対率が54.2%、複勝率が70.8%です。また天皇賞・秋においても、3着以内に入っている回数が割合多いように感じます。

天皇賞(春)(秋) 検索結果 (JBIS)

 

天皇賞と武豊、そして帝王賞。ふと「神武」が浮かんでくるのは、わたしだけでしょうか?(^o^)

 

現時点(2018年6月18日)の選定馬が、大井競馬公式サイトで公開されています。ヒガシウィルウィンとリッカルドに注目していますが、武豊はアウォーディーに騎乗予定で、ゴールドドリームやサウンドトゥルーにも関心があります。

- 第41回帝王賞競走(JpnI)選定馬(3) (大井競馬公式サイト)

 

枠順発表は、次の日曜日(2018年6月24日)でしょうが、個人的に思い入れのあるレースなので、ほかの重賞以上に待ち切れない心境です。

 

PS
本日(2018年6月24日)、枠順が発表されました。JRAと南関所属の有力馬が中枠に入っています。

2018-帝王賞枠順
- 詳細出走表 (南関競馬公式サイト) -